事案別まとめ / 初報 2026/10/13 / 当サイト更新 2026/10/23
アルカディア(SpeeCAN RAIDEN不正アクセス)
自治体向け情報配信サービス「SpeeCAN RAIDEN」
アルカディア(SpeeCAN RAIDEN不正アクセス) 自治体向け情報配信サービス「SpeeCAN RAIDEN」は2026年10月13日、不正アクセスなどの外部攻撃による情報漏えいのおそれがあると公表した(調査中を含む)。最新の続報(10月23日):報告書を公開し、自治体の同意を得て個人情報保護委員会への代行報告を取りまとめ中。

推定 メールアドレス約3,136,000件、電話番号約105,000件、FAX番号約15,000件(SpeeCAN RAIDEN)
NET119・119RAIDEN:最大 約13,000件、メールアドレス約97,000件、電話番号約17,000件、FAX番号約400件(10/14時点)
- 確認状況
- A 外部攻撃
漏えいのおそれ - 発生・検知・確認日時
- 不審な挙動の確認 2026/10/11 16:30、応急措置 10/12 3:00ごろ、侵入経路判明・サービス緊急停止 10/13
- 対象情報
- 登録されている連絡先・担当者・契約者情報、配信履歴にある本文
- 補填・損害・復旧費
- 非公表/資料に記載なし
事実概要
同社が運営する「SpeeCAN RAIDEN」で第三者による不正アクセスがあり、個人情報が漏洩した可能性がある。
企業・組織が公表した対応
- 侵入経路を遮断し、影響範囲を調査している。
- 件数は推定値で、調査を続けている。
続報
緊急通報サービス「NET119」「119RAIDEN」にも不正アクセスの形跡を確認
10月14日、詳細調査の結果、緊急通報サービス「NET119」と「119RAIDEN」にも第三者による不正アクセスの形跡があり、個人情報が漏洩した可能性があると公表した。対象URLは net119.speecan.jp・net119fd.speecan.jp・fs119.ktaiwork.jp で、映像通報は現時点で漏洩の可能性はないとしている。対象項目は利用者の名前・生年月日・性別・住所・電話番号・メールアドレス・FAX番号など。全サービスを対象に不正なプログラムの有無を調べている。10月16日、NET119の対象を9,020件のメールアドレスにひもづく個人情報と確定した。119RAIDENはメールアドレス約9万7,000件、電話番号約1万7,000件、FAX番号約400件。
メディアサーバーのディレクトリパストラバーサルでシークレットキーが取得されたと判明
10月19日の第12報で、添付ファイルを公開するメディアサーバーのディレクトリパストラバーサルにより設定ファイル内のサービス間ログイン用シークレットキーが取得され、そのキーでアカウントIDへの総当たり攻撃が行われて内部情報が取得されたと公表した。DBの改ざんとバックドアの設置も確認された。不正なプログラムで外部に送信されたメールは1,423,428件。漏えい範囲は調査中。
外部配信された1,423,428通のうち少なくとも869,575通は同社が保有しないアドレス宛と判明
10月21日の第17報で、10月13日1時17分から7時16分に不正なプログラムで外部に配信されたメールはフィッシング詐欺の内容で、配信総数1,423,428通のうち少なくとも869,575通は同社が保有するメールアドレスへの配信ではないことが判明したと公表した。外部機関でダークウェブ調査を行い、結果を後日報告する。
外部システムからのAPI連携機能を停止し、「ログイン時2段階認証」の利用を求めた
10月22日の第19報で、システムの調査と検証のため外部システムからのAPI連携機能を停止した。同日の第20報で、再発防止とセキュリティ強化のため「ログイン時2段階認証」の利用を求めた。
報告書を公開し、自治体の同意を得て個人情報保護委員会への代行報告を取りまとめ中
10月23日の第21報で報告書と説明資料を公開し、攻撃者は10月11日6時26分にアクセスを始め、同日16時39分にディレクトリパストラバーサルで設定ファイル(config.ini)を取得したと説明した。10月12日にはWordPressへの不正プラグインの追加も判明していた。個人情報保護委員会・JIPDEC・総務省近畿総合通信局などに報告済みで、自治体の同意を得たうえで個人情報保護委員会への代行報告を取りまとめている。導入状況(9月末時点)は官公庁875件、自治体715件、消防署312件、警察署22件、企業他242件、学校584校。アクセスログ等を基に被害届を提出する予定。同日の第22報で、「ライデン・スクール」にもログイン時2段階認証の利用を求めた。
検知から再発防止までの工程
| 工程 | 実施日 | 公表内容 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 検知 | — | 続報:10月21日の第17報で、10月13日1時17分から7時16分に不正なプログラムで外部に配信されたメールはフィッシング詐欺の内容で、配信総数1,423,428通のうち少なくとも869,575通は同社が保有するメールアドレスへの配信ではないことが判明したと公表した。 10月12日にはWordPressへの不正プラグインの追加も判明していた。 | 公式資料 2026-10-13 公式資料 2026-10-13 公式資料 2026-10-14 公式資料 2026-10-19 公式資料 2026-10-21 公式資料 2026-10-22 公式資料 2026-10-23 公式資料 2026-10-23 |
| 調査 | — | 侵入経路を遮断し、影響範囲を調査している。 件数は推定値で、調査を続けている。 続報:10月14日、詳細調査の結果、緊急通報サービス「NET119」と「119RAIDEN」にも第三者による不正アクセスの形跡があり、個人情報が漏洩した可能性があると公表した。 | 公式資料 2026-10-13 公式資料 2026-10-13 公式資料 2026-10-14 公式資料 2026-10-19 公式資料 2026-10-21 公式資料 2026-10-22 公式資料 2026-10-23 公式資料 2026-10-23 |
| 再発防止 | — | 同日の第20報で、再発防止とセキュリティ強化のため「ログイン時2段階認証」の利用を求めた。 | 公式資料 2026-10-13 公式資料 2026-10-13 公式資料 2026-10-14 公式資料 2026-10-19 公式資料 2026-10-21 公式資料 2026-10-22 公式資料 2026-10-23 公式資料 2026-10-23 |
公表・続報の時系列
公式発表(初報)
同社が運営する「SpeeCAN RAIDEN」で第三者による不正アクセスがあり、個人情報が漏洩した可能性がある。侵入経路を遮断し、影響範囲を調査している。件数は推定値で、調査を続けている。
公式資料を読む続報
緊急通報サービス「NET119」「119RAIDEN」にも不正アクセスの形跡を確認
10月14日、詳細調査の結果、緊急通報サービス「NET119」と「119RAIDEN」にも第三者による不正アクセスの形跡があり、個人情報が漏洩した可能性があると公表した。対象URLは net119.speecan.jp・net119fd.speecan.jp・fs119.ktaiwork.jp で、映像通報は現時点で漏洩の可能性はないとしている。対象項目は利用者の名前・生年月日・性別・住所・電話番号・メールアドレス・FAX番号など。全サービスを対象に不正なプログラムの有無を調べている。119RAIDENはメールアドレス約9万7,000件、電話番号約1万7,000件、FAX番号約400件。
公式資料を読む続報(第12報)
メディアサーバーのディレクトリパストラバーサルでシークレットキーが取得されたと判明
10月19日の第12報で、添付ファイルを公開するメディアサーバーのディレクトリパストラバーサルにより設定ファイル内のサービス間ログイン用シークレットキーが取得され、そのキーでアカウントIDへの総当たり攻撃が行われて内部情報が取得されたと公表した。DBの改ざんとバックドアの設置も確認された。不正なプログラムで外部に送信されたメールは1,423,428件。漏えい範囲は調査中。
公式資料を読む続報(第17報)
外部配信された1,423,428通のうち少なくとも869,575通は同社が保有しないアドレス宛と判明
10月21日の第17報で、10月13日1時17分から7時16分に不正なプログラムで外部に配信されたメールはフィッシング詐欺の内容で、配信総数1,423,428通のうち少なくとも869,575通は同社が保有するメールアドレスへの配信ではないことが判明したと公表した。外部機関でダークウェブ調査を行い、結果を後日報告する。
公式資料を読む続報(第19報)
外部システムからのAPI連携機能を停止し、「ログイン時2段階認証」の利用を求めた
10月22日の第19報で、システムの調査と検証のため外部システムからのAPI連携機能を停止した。同日の第20報で、再発防止とセキュリティ強化のため「ログイン時2段階認証」の利用を求めた。
公式資料を読む続報(第21報)
報告書を公開し、自治体の同意を得て個人情報保護委員会への代行報告を取りまとめ中
10月23日の第21報で報告書と説明資料を公開し、攻撃者は10月11日6時26分にアクセスを始め、同日16時39分にディレクトリパストラバーサルで設定ファイル(config.ini)を取得したと説明した。個人情報保護委員会・JIPDEC・総務省近畿総合通信局などに報告済みで、自治体の同意を得たうえで個人情報保護委員会への代行報告を取りまとめている。導入状況(9月末時点)は官公庁875件、自治体715件、消防署312件、警察署22件、企業他242件、学校584校。アクセスログ等を基に被害届を提出する予定。同日の第22報で、「ライデン・スクール」にもログイン時2段階認証の利用を求めた。
公式資料を読む
公式資料
公式資料 2026-10-13
公式資料 2026-10-13
公式資料 2026-10-14
公式資料 2026-10-19
公式資料 2026-10-21
公式資料 2026-10-22
公式資料 2026-10-23
公式資料 2026-10-23
外部攻撃(不正アクセス・ランサムウェアなど)の関連事案
この事案を含むまとめ
2026年10月の情報漏洩まとめSpeeCAN RAIDEN(自治体向け情報配信サービス)を使っていた組織の公表(432組織)企業・団体の情報漏洩まとめ外部攻撃(不正アクセス・ランサムウェアなど)の情報漏洩まとめ業種:IT・サービスの情報漏洩一覧